代表幹事挨拶
神奈川不整脈研究会
Kanagawa Heart Rhythm Society(KHRS)
神奈川不整脈研究会は、神奈川県を中心とした地域における不整脈診療及び研究の振興を目的とした研究会組織です。本研究会の主な活動は、定期的に開催される学術研究会であります。毎回10題前後の一般演題発表があり、最先端の不整脈診断・治療法や希少な症例報告、興味深い心臓電気生理所見についての深い議論がなされます。また、これらの演題の中で特に優れた発表には最優秀・優秀演題賞を授与し若手医師のモチベーション向上を図っています。特別講演では、新進気鋭の不整脈研究者から心臓電気生理学のレジェンドまで、幅広い分野の講師を全国からお招きして、参加者の知識の更新を目指しています。
本研究会は、1989年に神奈川心臓ペーシング・電気生理研究会として発足した国内でも有数の歴史ある研究会で、この場で勉強した不整脈医師の方々が神奈川県内はもちろん全国で、そして世界で活躍されています。不整脈学におけるカテーテルアブレーションの目覚ましい進歩や心臓デバイス治療の多様化に即する意味で2008年に神奈川不整脈研究会(Kanagawa
Heart Rhythm Society: KHRS)に名称変更したのち、現在に至るまで”神奈ペー”の愛称で浸透しています。この30年以上に及ぶ長い歴史をもった神奈川不整脈研究会を通し、不整脈診療の進歩および地域医療への貢献を目指して活動して参ります。
2021年11月10日
神奈川不整脈研究会代表幹事
高橋 淳(横須賀共済病院 副院長)